大切なものは失ってから知ると言いますが、私もこの言葉に激しく共感します。
近頃一人暮らしを始め、母親の手料理が美味しいという事を深々と思い知りました。
一人暮らしで作る料理というのはどうしても簡単になってしまうもので、実家で食べていた物を思い出しながら自炊しているのですが、やはり母の味に近づけるのは至難の業。
という訳で、自炊に飽きた私は、母の手料理を食すべく実家に帰りました！
私が帰ったときには好物が必ず食卓に並ぶことに、母からの愛を感じます。
一人だけの部屋で静かに食事をするのもなかなか気に入っているのですが、会話が飛び交う賑やかな空間では楽しく食事ができるのでより美味しく感じますね。
実家に居た頃は寝転んでいても美味しい料理が勝手に出てきていたもので今のように都度感動して味わうことも無く、知らずのうちに贅沢な暮らしをしていたと思います。
家事の大変さを実感し始め、一人暮らしで手の込んだものを作るなんて幻想だ！と思っていましたが、仕事をしつつ家事、育児をこなす母は途方もなく偉大な存在だと気づきました。
一人暮らしをして家族から離れてみないと、気づけなかった大切なことです。
みなさんも家族や友人など、当たり前のようにそばにある存在について改めて考えてみてはいかがでしょうか…。
