こんにちは。向陽プランニング代表の西野です。
今回は、仕事で訪れた中国・広州と、工場のある河南省への出張レポートをお届けします。
広州では照明展示会への視察をメインに、最新のライティングトレンドをチェック。
その後は飛行機で鄭州(ていしゅう)へ移動し、さらに車で約2時間、洛陽方面にある「禅宗少林寺音楽大典」の舞台を見学してきました。
この訪問が、単なる視察を超えた、深い文化体験となりました。
📍アクセスについて
「禅宗少林寺音楽大典」の会場は、中国・河南省の松山渓谷(登封市付近)にあります。
日本からの直行便はなく、北京や上海などの都市を経由して鄭州まで移動、そこから車で約2時間の距離です。
観光地としても貴重な場所で、文化と自然を感じられる旅にもおすすめです。
鄭州から少林寺へ――「禅宗少林寺音楽大典」の舞台へ


展示会視察後は、鄭州空港から車で約2時間、かの有名な少林寺の近くにある松山渓谷を訪れました。目的は、ここで行われている壮大な屋外パフォーマンス「禅宗少林寺音楽大典」の見学です。
この音楽大典は、山あいの渓谷全体を舞台とした大規模なライブ演出で、180度のパノラマビジョンと、自然音や光の演出が融合した“禅と芸術の融合”とも言える空間。
夜の山中で繰り広げられるこのステージは、まさに圧巻でした。
禅宗の精神とカンフー、音と光の融合
演出は「水」「木」「風」「光」「石」の5つの楽章で構成され、禅の世界観を音と動きで表現。
特に印象的だったのは、少林寺カンフーの肉体表現と禅仏教の精神性がひとつになったようなパフォーマンス。
自然の音(風、虫、せせらぎ)とステレオ音響、壮大な照明演出が相まって、まるで山全体が呼吸しているような臨場感でした。
日本人としての“親しみ”と“新鮮さ”
この「禅宗少林寺音楽大典」は、禅の精神を中心に据えたものでありながら、日本の仏教(臨済宗・曹洞宗・黄檗宗など)とも深い共通点が多く、どこか親しみを感じる瞬間もありました。
普段、イルミネーションでは西欧文化と日本文化を融合させる演出を模索している私たちにとって、逆に“東洋文化ど真ん中”のこの体験は新鮮で、強く心に残るものでした。
今後のものづくりに向けて

今回の出張を通じて、照明技術だけでなく、文化的・精神的価値を持った演出の可能性に改めて気づかされました。
「空間演出とは、文化と精神を届ける手段でもある」――そんな思いを胸に、今後の商品開発にも活かしていきたいと思います。
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