非日常を演出する贅沢な空間の使い方

デザイン
デザインスタッフ日記役立つ豆知識アート

8月の最後の土曜日に大学生時代の知り合いとアマン京都で会うことが出来ました。

アマン京都の敷地は約2万4000㎡。場所は洛北エリア、鷹峯地区にオープンしました。

森を含めた敷地総面積は約32万㎡という広大な土地です。

深い森の木々に隠れるようにひっそりと客室棟が点在し、エントランスに入る大きな入口が無ければ、本当にこの森にホテルがあることは外からでは分かりません。

東京ドームの約7倍の土地に客室はたった26室しかありません。

デザインはケリー・ヒル・アーキテクツ。

その構想は20年前に始まり、建築に10年の歳月を要し、2019年11月にオープンしました。

あまりの長さにケリー・ヒルはアマン京都のオープンを待たずして、オープンの約1年前にこの世を去りました。

京都の画像

部屋は驚きの畳でした、もっと驚いたのは大きな檜の湯船、、、

大人が二人寝ころんでも十分過ぎる大きさ!!

お湯を貯めるのに蛇口を全開にして入れても20分ぐらい掛かります。

西陣織の織屋が約40年もの歳月をかけて育んできた庭園。

最高級の織物“西陣織”を扱っていた浅野織屋は、とてつもない巨大な庭園を造りました。

ここに美術館を建てる予定で、およそ40年をかけて全国から銘石を収集、石を積み、木々や小川、苔を丁寧に育んでいたそうです。

レストランだけでも利用できるので、機会があれば足を運んでみてください。

きっと今までにない感動をすると思います。

私たちも自然の力、偉大さには及ばないけれど、

プロの技、光の演出を行い心に残るイルミネーションを届けられるよう頑張ります。

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